友愛会のSDGs

友愛会は地域社会とのコミュニケーション・共創を通じ、
これからの未来も共生できるよう活動していきます。

SDGsへの取り組み

出典:外務省HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html)

SDGsとは

SDGsとは、2015年9月に行われた国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発のためのアジェンダ2030」に掲げられた目標のことです。

2016年から2030年までの国際目標で、17の大きな目標と169の具体的なターゲットで構成されています。

地球規模での持続可能な社会づくりを目指して、2030年に世界がどういう状態になっていなければいけないかという成果目標を掲げています。

環境と患者さんに優しい 廃棄食材の再利用

岩砂病院・岩砂マタニティ リハビリテーション部の調理訓練では、本物の野菜での訓練前に、施設内で出た「廃棄食材」を使い訓練を行っています。「気兼ねなく練習でき、本番への自信が持てた」などのお声をいただいています。患者さんの安心感や自信につながり、SDGsにもつながる取組みを、これからも続けていきます。

詳細はこちらから 岩砂病院・岩砂マタニティ リハビリテーション部 > 作業療法

間伐材を使った里山保全に賛同

岩砂病院・岩砂マタニティのマタニティ食では、令和2年5月より岐阜県郡上産の“郡上割り箸”を使用しています。

「郡上割り箸プロジェクト」で生まれたこのお箸は杉の間伐材で出来ていて、箸を割ると杉の香りが広がります。
杉本来の香りと色を活かし、薬品による殺菌・漂白をしていないため、からだにやさしいのも魅力の一つです。

増えすぎてしまった杉の木などを伐採し、水が生まれる山を守るという地元の活動に賛同し使用させていただいています。また当院の箸袋は、地元の障害福祉サービス事業にて袋詰めされています。

地域をつなぐ

ちいきの食堂 【One(わん)ぱくキッチン】

こどももおとなも みんなで作って食べるとごはんはもっとおいしくなる!!

Oneぱくキッチンは、地域に暮らす方ならだれでも参加できる「ちいきの食堂」です。

さまざまな世代の方々が一緒に料理をしたり、一緒にご飯を食べたり、一緒に遊んだり……。もちろん、ごはんを食べに来るだけ、遊びに来るだけでもOK!地域のきずなを深めることができる場所となれるよう、毎月開催しています。

会場
開催日時など 毎月第三土曜日
※詳しくはチラシをご覧ください。
料金 無料
お問い合わせ メール:one-paku@yuuaikai.com
電話:058-231-2670
(Oneぱくキッチン事務局/医療法人社団友愛会 法人企画部)

アース・カンパニーへの支援

アース・カンパニーは「次の世代に残せる未来」を創出すべく、SDGsの課題解決に取り組み、社会変革を起こす「人」と「団体」を支援・育成しています。友愛会ではこの活動を支援しています。

理事長メッセージ 「ロビン・リムさんとの出会い」

友愛会は「地産・地育・共創・友愛」というビジョンを掲げ、

域やそこに住む人々(患者・利用者・職員など)の
 幸せに繋がる仕組みや活動をみ出し
 大切にむこと
 また地域の方々と造していくなかで
 互いの理解を深め、友愛の精神でつながるということ

をめざしており、これは次世代、そして次々世代にバトンタッチできる地域をつくるための活動といえます。

ある日、現代のマザーテレサと称されるロビン・リムさんが来日されるという話を知人から聞き、私はその講演会に参加することとなりました。
講演は言うまでもなく素晴らしい内容でしたが、それと同時に私の心をつかんで離さなかったのは、講演会の主催者であるアース・カンパニーのビジョンと、その活動内容でした。

アース・カンパニーは、

~ この地球は、先祖から継承したのではなく、私たちの子供たち、子孫から、借りているのです ~

というネイティブアメリカンの格言を活動指針とし、「次の世代に残せる未来」の創造をめざし活動されています。まさに、私たち友愛会の想いと一致していると感じたのです。フィールドは違えど、想いは一緒。

この若きエネルギーに満ちたチームの活躍を願わずにはいられません。

事業概要
1. IMPACT HEROES[インパクト・ヒーロー支援事業]

SDGsの課題解決に向けて、並外れた変革力を持つアジア太平洋の途上国の社会起業家を年に1人選出し、3年間にわたって、
① 活動を拡大するための資金調達(1000万円以上)
② 支援ネットワークを拡大するためのマーケティング支援
③ 団体運営に必要なNGO経営コンサルティング
の3つの支援を提供しています。

2. IMPACT BALI[バリ島ソーシャル研修事業]

SDGsの課題を解決し、持続可能な未来を実現できる人材を育成するために、人本来のあり方と地球・自然環境を大切にするソーシャルイノベーションの宝庫であるバリ島・ウブドでソーシャル研修を提供しています。

3. IMPACT CONSULTING[コンサルティング事業]

公益性と収益性を実現し、課題を生み出さない社会を築けるようなアドバイザリーを提供。その一環としてサステナブル経営に本気な企業同士が学び合えるプラットフォーム「Operation Green プロジェクト」に取り組んでいます。

マドレボニータとのコラボレーション

はじめまして!認定NPO法人マドレボニータの山本裕子です。
この度、友愛会さんと一緒に、出産後の女性・家族をサポートすることになりました。

突然ですが、出産はゴールではなくスタートです。
また、そのスタートには”3つ”の意味があると考えます。

一つ目は、”親”としての新たな人生のスタート、二つ目は、”夫婦”にとって子育てという新しいステージのスタート、そして三つ目は、”家族の関係性”を大きく変化させるスタートです。

親として、また夫婦にとって、そして家族にとっての新たなスタートである妊娠期~産後をどう過ごしていくか?は、その後の人生を大きく左右します。
丸腰で迎えればピンチを迎えることもありますが、しっかり準備をして臨めば、その後の人生をより豊かにする大きなチャンスにもなります。

そんな妊娠期~出産後の時期をサポートする、認定NPO法人マドレボニータ。
この岐阜では2010年より、認定インストラクターでもあり、2児の母でもある山本裕子が、多くの産後女性やその家族に産後ケアをお伝えしてきました。

そんな中、岩砂智丈理事長とお話する機会があり、お互いの活動の目指すところが同じであるなら一緒にとりくんでいこう!と、2018年10月より岩砂病院・岩砂マタニティにて「産前・産後の母親サロン」と「産後ケア教室」を開講する運びとなりました。

大変貴重な機会と場に感謝しつつ、一人でも多くの母が、一つでも多くの家族が、より豊かな人生を歩んでいけるよう、また、友愛会のみなさんにとっても「マドレボニータとタッグを組んでよかった!」と思っていただけるよう、精一杯精進していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

地域の“いま”を支える

グリーンサロン、長良カフェ

福光グリーンホームや長良グリーンビレッジでは、ボランティアの方々のご協力もいただきながら、毎月1回地域の方々が気軽に集まれるサロン・カフェを行っています。お茶を飲みながら参加者同士でおしゃべりしたり、認知症サポーター研修や筋トレ教室などのさまざまな交流の機会を設けています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は休止中

夏祭り・文化祭

友愛会の各施設で夏祭りや文化祭を催しています。利用者さんやご家族だけでなく、地域にお住まいの方々など多くのご参加をいただいき、いつも盛況です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は休止中

地域交流スペース ふらっと広場

You&I(ゆうあい)の森 いわのだ に併設している「地域交流スペース ふらっと広場」は、まるで公民館や児童館のように地域の方々に自由にお使いいただける場所です。地域の会合や趣味サークルなど、どうぞお気軽にご利用ください。

どう生(逝)きるかい(会)

長良医療センターと地域包括支援センターとの共催で年に2回開催しています。昔は自宅で家族を看取ることが身近でしたが、現在はそのような機会はほとんどありません。そのため、私たちにとって“どう生(逝)きるか”が分かりづらいものとなってしまいました。自分らしい生き方、自分らしい人生の締めくくり方を、地域の方々がそれぞれで考えることができるきっかけとなるよう、毎回さまざまなテーマで開催しています。

献血活動

友愛会は「献血サポーター企業」として登録しています。年に1回、岐阜赤十字血液センターの献血バスに岩砂病院・岩砂マタニティまでお越しいただき、献血活動を行っています。スタッフだけでなく、来院中の患者さんにもご協力いただいています。

各種協賛

地域社会が活力にあふれ、人々のつながりを絶やさないために、地元でおこなわれる行事やお祭りなどを守り続けていくことも重要です。そのため、友愛会はこうした活動にも協力しています。

  • 長良西納涼夏まつり
  • 長良地区市民運動会
  • 三田洞さくら祭り
  • 岩崎みこし祭り
  • 伊自良夏祭り
  • 伊自良運動会
  • FC岐阜 など

一部の活動は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は休止中

地域の“みらい”を見据える

インターンシップの受け入れ

地元の中学校や高校からのインターンシップ(職場体験実習)を、積極的に受け入れています。看護師などの仕事の様子や、患者さんや赤ちゃんとのふれあいを通じて、未来を担う子どもたちが夢を実現したり将来の生活設計ができるよう、少しでも役に立ちたいと考えています。

「夢プロジェクト」への協力

「夢プロジェクト~ぎふの産婦人科医の魅力~」とは、医師をめざす医学生に対して産婦人科に興味を持ってもらうために行っている活動です。調査によると、岐阜は全国的に見ても産婦人科医師が不足している地域です。このプロジェクトをきっかけに、学生が岐阜県で産婦人科医となりお産難民を生み出さないこと、また全国の産婦人科医のネットワークが広がることを願い、この活動に協力しています。

地域の“いつか”に備える

消防団をはじめとする地域防災体制への協力

山県グリーンビレッジ・長良グリーンビレッジでは、スタッフが山県市消防団の一員として活動を行っています。地域防災の中核的存在である消防団は、全国的にも年々団員数が少なくなっていますが、事業所として消防団への協力を行うことで地域防災体制の一層の充実に寄与しています。

    消防団協力のほかにも、緊急時に備え、以下の活動にも協力しています。

  • 山県市高齢者緊急一時保護事業協力締結施設(山県グリーンビレッジ)
  • 山県市災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協力締結施設(山県グリーンビレッジ)
  • 岐阜県災害福祉派遣チーム登録:2名(山県グリーンビレッジ)
  • 山県市地域見守りネットワーク事業の実施に関する協定締結施設(山県グリーンビレッジ)
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