大規模災害への備え(BCP)

BCP(事業継続計画)

災害時、友愛会は地域とともに速やかな復旧をめざし、暮らしを支えます。

わたしたちの記憶にとどめておかなければならない東日本大震災、まだ記憶に新しい熊本地震。日本は地震大国といわれており、これまでも数々の震災によって、多くの人々の日常が失われてきました。また近年は、異常気象による自然災害も多発しています。もしもそんな非常事態が、この地域を襲ったら…。

医療や介護は、災害直後だけでなく元通りの暮らしに戻るまで、なくてはならない重要な社会インフラです。だからこそ、わたしたち友愛会は災害などの非常事態が発生しても、医療・介護サービスを途切れることなく地域の皆さまにご提供できるよう、非常時の計画を策定しています。

この非常時の計画とは“BCP(事業継続計画)”のことで、地震などの災害が発生しても速やかに重要業務を復旧させ、再開させるための計画です。友愛会では、東日本大震災が発生した翌年の平成24年よりBCP策定に向けて取り組みをはじめ、現在も定期的に見直しを行っています。なかでも、毎年実施している大規模訓練では、毎回たくさんの気づきを発見し、計画の見直しに役立っています。

このような友愛会の取り組みは、さまざまなところで評価されています。また、平成28年度よりスタートした「レジリエンス認証」では、医療・福祉分野において全国で初めての認証をいただきました。

友愛会は、この地域で災害などが発生しても医療・介護サービスを提供しつづけ、地域の皆さまの命と生活を守り、ともに復旧をめざしていくために、これからも活動を続けます。

新聞・ニュース・書籍での掲載

レジリエンス認証

レジリエンス認証とは、大企業はもとより、中小企業、学校、病院等各種の団体における事業継続(BC)の積極的な取組みを広めることにより、すそ野の広い、社会全体の強靭化を進めることを目的としています。

平成28年4月よりこの認証制度が始まり、内閣官房国土強靭化推進室が事業継続に関する取り組みを積極的に行う事業者を「国土強靭化貢献団体」として認証しています。

友愛会は、BCPを継続して改善していくためのツールとしてこの制度を活用することとし、「第1回 レジリエンス認証」に申請しました。取組みが評価され、無事認証を受けることとなりました。これは、医療・福祉分野で第1号の認証です。

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